Scala学習 part1(歴史、どんな言語か)
Scalaの誕生とこれまで
- 2003年 スイス連邦工科大学ローザンヌ校のMartin Odesky教授がScalaを設計、講義で初めて使用
- 2006年3月 Scala2.0リリース、その後2.xの時代が続く
- 2009年4月 Twitter社がバックエンド部分の言語をRubyからScalaに
- 2011年5月 Odersky氏はAkkaの作者Jonasらと、Typesafe社を設立(今はLightbend社)Typesafe社では、Scalaコンパイラ、Scalaの主要なビルドツールsbt、Akka、WebフレームワークのPlay FrameworkなどのOSSが開発される。
- 2012年12月 Scala2.10リリース、マイナスバージョンリリース間(例えば、バージョン2.10.1と2.10.2間)のバイナリ互換性が維持されるように
なぜScalaか?
Scalaの特徴
- 1行で済むようなスクリプトで済ませられる仕事から大規模な24時間稼働のシステムの開発まで対応可能
- オブジェクト指向
- 関数型
- Javaでやってたことができる
- 関数は、オブジェクト志向でいうオブジェクト
- 非同期処理のためのAPIがあり、複数の処理を並行して進められる
- 冗長なコードが少なく、強い静的型で安全
ScalaはJVM(Java仮想マシン)上で動作する言語
JVM上で動作するメリット
- OSの差異などに作用されない
- 既存のJavaモジュールを呼び出せる
- 実行時パフォーマンスがある程度高速である
JVM上で動作するデメリット
著名なユーザ企業
Scalaを用いている企業
Twitter、Foursquare、Tumblr、LinkedIn、Intel、Netflixなど